- Amazon.co.jp ・電子書籍 (267ページ)
感想・レビュー・書評
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「〜だと思います。」「〜だと感じます。」という表現がとても少ないことが印象的。決めつけのように見えて決めつけてはないことが伝わるし、それと同じタイミングで著者の価値観と倫理観がストレートに入ってくる。
そんな読書体験だった。
ちょっとクセになるし、こっちの体力も必要だわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんで僕に聞くんだろ。の題通り、なんでがん患者に相談するのだ?の疑問で読み進めていたら聞いてしまう気持ち理解できた。がん患者の視点、父親の視点に加え写真家の文章のセンスがブレンドされていて面白い。
私もお会いしたら悩みを吐露しちゃうかも。。 -
学生に教えてもらって読む。たしかに良い本だった。
最後に、「なんで僕に聞くんだろう。」というタイトルの意味が書いてあって、たしかに、と思う。著者は、いつもこの疑問にぶつかるそうで「相談がくることに不満があるわけじゃない、人間関係がすでに構築された身近な人が親身になって相談にのってあげたほうが、ぼくよりも適任だと考えているからだ」という。相談できる人がいない人が少なくないのかもしれない。 -
悩みを持つ人々に、真摯に向き合いながら答えているのに好感を持った。
身勝手な悩みを持つ人には辛辣な言葉を返してるのもいい。
私も著者に悩みをぶつけてみたくなった。