きさらぎ駅 [DVD]

監督 : 永江二朗 
出演 : 恒松祐里  本田望結  莉子  寺坂頼我  木原瑠生 
  • Happinet (2022年11月1日発売)
2.63
  • (2)
  • (8)
  • (24)
  • (13)
  • (10)
本棚登録 : 106
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953260078

感想・レビュー・書評

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  • 全然期待せずに鑑賞したら、面白かった!
    なんでも結構評判はいいらしいが、評判がいいと思って見るのと、知らずに見るのとでは予断が大きく異なるのだ。
    また都市伝説「きさらぎ駅」を知っていればなおよし。
    個人的には主演の恒松祐里の名を見て、あ、黒沢清「散歩する侵略者」の彼女じゃん! と嬉しくなったのが見るきっかけで、この入口はよかったらしい。

    前半のPOV視点と、色合いの表現(「バイオ・ハザード」の毒にかかった状態みたいな)。
    後半は演出も話もぐいっとひねってくるのだが、驚いて笑ってしまったくらい。
    しかも「散歩する侵略者」冒頭っぽい爆発バック歩きまで!

    仕掛けは「ハッピー・デス・デイ2U」なのだが、ホラーの恐さを信頼しきっていないからこそなのか、手数多めでなおかつあっさり楽しめた。
    「あの、このおじさんアレだから!」で進める強引さ。笑
    よくできてる。

  • 大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、卒業論文で十数年来、ネットで現代版"神隠し"と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を題材に取り上げることにした。リサーチの結果、「きさらぎ駅」の原点となった書き込みの投稿者『はすみ』ではないかとされる葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知る。
    ようやく純子への連絡先を知り、数ヵ月にわたりメールでやり取りした結果、春奈は遂に純子と会う約束を取り付ける。
    指定された場所は「きさらぎ駅」の舞台となった路線にある一軒家。
    春奈を出迎えた純子はどこか影のある雰囲気を持つ女性。部屋へ案内され、早速、ネットで噂される『はすみ』本人との真偽を確かめる春奈に対して、純子はどこか謎めいた笑いを浮かべながらも春奈からの問いかけに静かに頷く。
    続けて、純子から「きさらぎ駅」へたどり着いた経緯、その後の出来事などを聞いた。
    その内容は春奈には到底信じられるものではなかったが、純子の話の中で春奈はなぜ純子だけが「きさらぎ駅」へたどり着くことができたヒントに気づく。
    純子と別れた春奈は自然に「きさらぎ駅」の舞台となった遠州鉄道の駅へ向かう。
    この選択が春奈の運命を大きく狂わせることになってゆく。
    現代版“神隠し"と言われ、人々の心をとりこにしてきた2ch発信の都市伝説「きさらぎ駅」を映画化!
    前半部分は、民俗学専攻の女子大生の春奈が、「きさらぎ駅」にたどり着いた純子の体験談を聞くパートで、純子のPOVで体験が描かれているのがPOVサスペンスホラータッチで、「きさらぎ駅」にたどり着いた人たちが血管のような蔦状のモノに襲われたり様々な怪異に遭遇するのが、POVホラードキュメンタリーのような実話モノのような怖さがある。
    後半部分は、「きさらぎ駅」に取り残された矢崎(本田望結)を救い出すミッションを達成するため春奈が、純子の体験談を元に、まるでサスペンスホラーゲームをこなすゲーマーのように先手必勝で蔦状の化け物などを撃退しながらも異空間を脱出する展開で、「バイオハザード」のアリスのように春奈が活躍するのがサスペンスホラーゲームのような爽快感がある。
    何故、純子が春奈に体験談を話したかの理由が判るクライマックスとエンドロール後のオチは、ホラー映画ファンにはゾワっとするラストで、永江二朗の実話系ホラーの最高傑作サスペンスホラー映画。

  • 元ネタのお話が大好きなんで楽しみにしてたんですが全然違う話になってた。
    でもこれはこれで結構楽しめたと思います。
    恒松祐里さんと本田望結ちゃんがとても良かったです。

  • ★1.5 いきおいで観てしまったが あれをもとによくこんな映画を というか 設定をお借りしましたっていうぐらいであとはほぼオリジナルか

    異界に取り残された女子高生を救い出すためにはすみが画策した罠に落ちる女子大生主人公というのはちょっとひねってあるなと思ったが よく考えると でははすみは女子高生を置き去りにして自分が光の扉に飛び込んだということになるな

    はすみの体験は一人称視点(POVじゃなくて今はFPSっていうのか)で語られていたがそれは客観的事実ではなくはすみの捏造ということでまさに一人称による引っ掛けというのはちょっとおもしろいけど

    けっきょくゾンビになって襲ってきて というのがもうきさらぎ駅とかけ離れすぎててショボーン…… きさらぎ駅じゃなかったら★1だが よく考えたらそもそも観ないだろうて(笑)

  • 何度も見掛けたあの有名な洒落怖をベースにしたホラー。
    途中のヒーロー感で萎えたけど、最後まで観たらまぁまぁ面白かった。明日香ちゃんが帰ってきてくれて良かった。
    興味本位で首を突っ込んだ者の末路としてはいい教訓になる作品。無限ループって怖いね。

    でも私が知ってる「きらさぎ駅」じゃなかった。
    別に「きらさぎ駅」ベースじゃなくて創作で作っても良かったのでは。

  •  邦画特有のホラー映画です。
     2ちゃんねるで有名な【きさらぎ駅】。
     はすみさん、という女性(を自称する人)が、
    「寝過ごしてしまった、知らない駅にいる、名前はきさらぎ駅」
    と書いたことから始まる物語です。
     もう有名過ぎて有名過ぎて、今更知らない人はいないんじゃないでしょうか。異世界もので調べると出てくるもののひとつですから。
     ちょいちょいPOV形式で表現され、そこまで揺れ揺れじゃないのでまだ見れます(悪酔いしにくい、くらいの一人称視点)


    以下ネタバレ
     中盤、【異世界エレベーター】の手順をしたことできさらぎ駅にたどり着いたのではないか?という予測を立て、主人公さんが電車を乗ったり降りたりを繰り返すーーと、気づけば眠りこけて、スマホが階下に落ちる音で気付く。
     いたのは、若者3人組、酒を飲んだおっさん、女子高校生1人。
     はすみさん、に聞いた話と同じである!
     えっあと30分あるからどうなるんだ?
     悪い奴(と召される若者の1人)を押し倒したことにより、気の弱そうな若い男性(一番最初に死んだ人)が生き残り、悪い奴が木の根っこみたいなやつに取り込まれる、という展開に。
     おじいさんが声をかけてきて一緒に燃え盛るという展開なんですが、まさかの主人公さんナイフを持ち構えて不良さんの脇腹をぶっ刺し、蹴り上げておじいさんと共に燃やすという超ツエーーーー展開を起こして、思わずハァ?!?ってなりました。
     トンネルに入る時も微妙にコミカルなBGMが流れるし。
     後半ギャグ? ギャグ路線なの?と思いながら、トンネルの中で確か襲われるんだけどどうなるんだろ……って、思いながら……内輪揉め→最低じゃん!という話の流れに笑ってしまったw
     車で助けてくれる(が実際は悪者)人間を石でぶちのめしたり(しかも説明せずにぶん殴るから人殺し!!言われる)アクティブ過ぎて主人公さんやべぇ。いやまぁこんくらいしないと逆光には勝てないのかもしれない。

     最後の最後。
     はすみさん、のところに一緒に住んでいる姪がYoutuberらしく
    「きさらぎ駅に行きます」生配信を始め、
    「うわコレ行って死ぬやつや……」
    と震えていたら、最後の最後、女子高校生さんがいた座席に、最初の!主人公さんが!!
     あっループやコレ〜抜けないと永遠に繰り返させられるやつや〜という最後。
     まあ、はすみさん、曰く、最初に光の扉を通り抜けた人間が生還できる、ということだから(つまりはすみさん、は女子高校生を見捨てて最初に逃げた)主人公さんが記憶を保持していれば2回くらいループすれば行けなくもない気がする。

  • さほど怖くはないけれど、
    一人称視点と、
    意外な方向性に展開していくのが、
    むしろ笑えた感じで良かった。

  • 斬新で面白かったw

    当時のシーンが一人称視点だったり、武器探して動いたりとかちょっとゲームっぽくておもしろいなと

    異世界への行き方のヒントを得た主人公が、異世界で無双していて笑ったww
    車のおじさんについての説明が雑すぎてww

    あれ、記憶もリセットされるのかな?異世界に入った所からの記憶で再スタート??
    そしたら、姪っ子JKも間違った知識持ったままだから、どちらが先に抜けられるのか…
    その続きも見たくなる!!あの後どうなったの~(>_<)
    記憶はリセットされたの??気になるよぅ(´`;)

  • 低予算感が悪く出てる。日本の良ホラーはどこにいったんだろう。

  • ホラー風コメディかもしれない。

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