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- / ISBN・EAN: 4907953260078
感想・レビュー・書評
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大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、卒業論文で十数年来、ネットで現代版"神隠し"と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を題材に取り上げることにした。リサーチの結果、「きさらぎ駅」の原点となった書き込みの投稿者『はすみ』ではないかとされる葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知る。
ようやく純子への連絡先を知り、数ヵ月にわたりメールでやり取りした結果、春奈は遂に純子と会う約束を取り付ける。
指定された場所は「きさらぎ駅」の舞台となった路線にある一軒家。
春奈を出迎えた純子はどこか影のある雰囲気を持つ女性。部屋へ案内され、早速、ネットで噂される『はすみ』本人との真偽を確かめる春奈に対して、純子はどこか謎めいた笑いを浮かべながらも春奈からの問いかけに静かに頷く。
続けて、純子から「きさらぎ駅」へたどり着いた経緯、その後の出来事などを聞いた。
その内容は春奈には到底信じられるものではなかったが、純子の話の中で春奈はなぜ純子だけが「きさらぎ駅」へたどり着くことができたヒントに気づく。
純子と別れた春奈は自然に「きさらぎ駅」の舞台となった遠州鉄道の駅へ向かう。
この選択が春奈の運命を大きく狂わせることになってゆく。
現代版“神隠し"と言われ、人々の心をとりこにしてきた2ch発信の都市伝説「きさらぎ駅」を映画化!
前半部分は、民俗学専攻の女子大生の春奈が、「きさらぎ駅」にたどり着いた純子の体験談を聞くパートで、純子のPOVで体験が描かれているのがPOVサスペンスホラータッチで、「きさらぎ駅」にたどり着いた人たちが血管のような蔦状のモノに襲われたり様々な怪異に遭遇するのが、POVホラードキュメンタリーのような実話モノのような怖さがある。
後半部分は、「きさらぎ駅」に取り残された矢崎(本田望結)を救い出すミッションを達成するため春奈が、純子の体験談を元に、まるでサスペンスホラーゲームをこなすゲーマーのように先手必勝で蔦状の化け物などを撃退しながらも異空間を脱出する展開で、「バイオハザード」のアリスのように春奈が活躍するのがサスペンスホラーゲームのような爽快感がある。
何故、純子が春奈に体験談を話したかの理由が判るクライマックスとエンドロール後のオチは、ホラー映画ファンにはゾワっとするラストで、永江二朗の実話系ホラーの最高傑作サスペンスホラー映画。
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元ネタのお話が大好きなんで楽しみにしてたんですが全然違う話になってた。
でもこれはこれで結構楽しめたと思います。
恒松祐里さんと本田望結ちゃんがとても良かったです。 -
さほど怖くはないけれど、
一人称視点と、
意外な方向性に展開していくのが、
むしろ笑えた感じで良かった。 -
低予算感が悪く出てる。日本の良ホラーはどこにいったんだろう。
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ホラー風コメディかもしれない。