最強リーダーの「話す力」誰から見てもリーダーらしく見える「話し方」の秘密 [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 話し方について深く考えていなかったが、登場の際の靴の音や声の抑揚、読点の付け方など細かい部分を計算して話す事でリーダーとして人を引っ張ていけるんだなと勉強になりました。

  • まあまあといった感想。全てを読まずともテーマに合わせて読めれば実践にも繋げやすい。
    でも、全体的には流し読み程度でいいんじゃないかなと思う。暇な時にパラパラ見る本ですね。

  • 松下幸之助、ジョンソン首相、メルケル首相などのリーダーがセルフパペットをコントロールすることで求心力を高めている。
    リーダーは時には弱みを見せること、思いがけない行動で局面を好転させられる。

  • 元NHKアナウンサーによる話し方のビジネス本。
    リーダーとしての話し方のテクニックとスピーチを上手く話すためのノウハウに大きく分かれているが、自分はスピーチの機会はほとんどないので、スピーチ編についてはその機会が増えた際に再読したいと思う。

    今回気になった点
    ・リーダーとなった際はセルフパペット(本来の素の自分が、リーダーとしての自分を操り人形の意識で使い分け、演じる)をイメージする
    ・セルフパペットには自分が目標とする人をイメージしていい
    ・セルフパペットを作ることで、リーダーとしての自分を客観視することができ、より良いリーダー像に洗練することができる

  • 著者は企業経営者に対してスピーチのコーチングを行っている。
    その内容を書籍化したもの。かいつまんで言えば、素の自分でスピーチをするのではなく、ある程度演技力を伴ってスピーチをしなければ傍観者の相手への心へは響かないということか。
    スピーチ力がある人の実例が少ないのが少々残念。

  • Audibleで途中まで。影響力を与える話し方をする。以降は本からの引用です。//
    セルフパペット

    注目を集める
    登場を制する、靴音
    視線、お辞儀するよりも前にじっくり全体を舐め回す、強い目線、関心を持って相手を見つめ続ける
    瞬きをせず名乗る、歌舞伎の見栄を切る
    レトリカルクエスチョン あなたが…? 疑問詞を冒頭にする、置換の接続詞、逆説の接続詞、を使う
    沈黙を使う
    13文字でキーフレーズを使う 最低3回

    高揚感を高める 
    対極を置く、大義名分を伝える、恩と誇り(集団の成功体験)と怒りの記憶を思い出させる、エネルギー、声のコントロール、エネルギー配分を考える、3、7(結論)、5(例)、10(ポイント)、8(まとめ)強調したい部分は大小、高低、スピード。セルフパペットで感情を表現する部分、理性的な部分との割り振り。動画を見てモデリング。

    信頼感を与える
    事前分析、人を動かすにはどんな内容を話すか。people(属性と人数、興味と理解度、ブリッジング) place purpose(目的を持つ コミュニケーションの目的 好感獲得、情報提供、行動変容)儀礼目的の場合定型文は省略しない、merit (聞き手、依頼者、main message

    表現マネージメント

  • 読みやすい。内容はトップ層がプレゼンするときの想定かと

  • スピーチをするときのリーダー演出として、通常の自分とは違うペルソナ(本書ではセルフパペットと表現)作り、
    通常の自分がセルフパペットを操ることでどんな人でもリーダーとしてのパペットが作り出せる
    理想リーダー像としては「こわあたたかい」というのも造語も定義している。(怖さ2割、温かさ8割)
    その他の内容については、人に対する魅せ方・演出(入り方(靴の音、目線)、間の置き方、強弱テクニック等)が中心

    わかりやすいテクニックポイントと思ったのは以下の二つ

    ・話の信頼感を与えるための事前分析指標:3P2M
    People : 相手、聞き手の分析、Purpose:話す目的の分析(好感獲得、情報提供、行動変容のいずれか?)、Place:場所状況の分析
    Merit :自分が話すメリットがあるか?3方良しであるか?、Main message :メインメッセージは何か?最も伝えることは何か?

    ・キーフレーズを作る
    キーフレーズとして13~16文字程度で入れ込む。
    キーフレーズを話の中で繰り返すことで協調して印象に残させる。
    話が飛んだとしてもキーフレーズに立ち返ることで話が再開できるなど。

  • 良書!その辺のリーダーというより経営者とか会社の経営方針を動かせるリーダーあたりの演説スキルを伸ばすものと捉えた方がいい。細かいテクニックから精神論に入っていくが、そこまで拘るのか!と衝撃を受けるような内容が多かった。話し方教育を超えてカリスマ性教育のような壮大さを感じる。そのまま現場の人間や現場のリーダーが使うと中身が伴わず安っぽさを演出すること受け合い。しかしトップクラスの人間に求められることがわかるし、中間択を模索して行動すれば自身のスキルにもあった身の振り方が身につくな、と理解することができる。

  • セルフパペットという考え方は参考になった。お辞儀する前にまず相手をしっかり見る。一文で一方向。思わないで良いところは、言い切る。レトリカルクエスチョン。試してみたいと思うスキルが多かった。

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著者プロフィール

国立大学法人長崎大学准教授。スピーチコンサルタント。専門は、心理学、スピーチ、コミュニケーション論。NHKでのキャスター歴17年。おもにニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録。NHK在局中から心理学の見地からスピーチ研究に取り組み博士号取得。政治家の選挙演説対策、大手企業の株主総会対策、役員候補者研修などエグゼクティブからビジネスパーソン、学生まで幅広い層に指導を続けている話し方・表情・動作のトータルな指導に定評があり、過去の受講者にはプロの話し手も多数。クライアントには、大手企業、著名人が名を連ね、全国から研修・講演依頼が相次いでいる。著書に『その話し方では軽すぎます!――エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」』(すばる舎) 『【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール― 』(ダイヤモンド社) などベストセラー多数。

「2019年 『大人の伝え方ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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