あの日、選ばれなかった君へ――新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2023年3月28日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (199ページ)
感想・レビュー・書評
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コピーライター・阿部広太郎さんの「選ばれなかった」エピソードと、そこから「選んだ」7枚のメモで読者の背中を強烈に叩く
悔しい思いも、憧れも、嫉妬も、黒歴史と言われようと、その黒に光をあてるのは自分自身。
なんか読んでて、自分のことを言われているようで、頑張らないといかんよなぁと思ってしまいました。
誰かにすすめるというよりは、この本に気付いて手に取る人に「あ、いい本を手に取ったね」といいたくなる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新しい部署に異動することになったんだけど,それ自体は良くも悪くもないと思っている。とはいえ,いろいろな想いがあって手に取ったのがこの本。
著者の過去の自分に向けて今の著者が語りかけるスタイルで書かれており,最初の方はまさに「選ばれなかった」感を生きてきた姿と向かい合える。
とはいえ,実は言うほどではないと感じながらも読み進めていく。後半はさすが本を書くだけのことはあって「選ぶ」方にさえなってその視点も盛り込まれる。
後半だけを読むとよくありがちな自己啓発書といったところ。ところが,全体を通して読むと不思議なパワーをくれる。
具体的な処方箋というよりも(なんとなく)背中を押してほしい時に読むのがおすすめ。 -
シーライクスの、コピーライターの講座で阿部さんを知り、その講座だけで、コピーライターの面白さ、阿部さんのお人柄に惹かれて、即、本を読みました。
まずは、最新作の、あの日、選ばれなかった君へ。
まず、タイトルがエモい、と感覚的に思いました。選ばれなかったな、、という経験が心のすり傷になって、時々ちくちくしてくる、というのは私にも経験がある。
頑張ることを、笑わずに、真剣に、肯定してくれる人なのだな、と思って安心する。
_φ(・_・
何に貢献したいかを思い出してみる
それを言葉にして行動に移したとき、モヤモヤが消えて心が晴れていくから。
自己分析ではなく自己選択をじっくり見つめる。
選ばれない中でも、自分が選んできたことをまずは信じてあげること。
過去の選択の中に未来のヒントがある。
自己選択を丁寧に辿っていく。
避けた道もヒントになる。
嫌いなことを避けていけばいつか自分なりの心地よさまで到達するはず。
自分にとって幸せな方を選ぶ。
嬉しくて感動することも悲しくて泣きたくなることも、そのどちらも心に跡はついている。つまり、心に傷がついている。
言葉を選ぶことで当たり障りのないことを言わない。そうすることでもしかしたら相手に傷をつけてしまうかもしれない。そのリスクを引き受けなければいつまでたっても上達しないと言われたのだ。
心に感動の跡をつけたい。
今いる場所から取り組める、見つかりにいく努力は必ずある。
何かに挑むのに自分なんておこがましいと思わなくていい。
ちょっと勇気を出して手を伸ばせ。
手を引っ張ってくれる人は必ずいる。
選ばれないことは新しい自分に生まれ変わるためのきっかけ。