歴戦の悪役令嬢は推しの声に抗えない~私を殺す王子な従者に溺愛されてます~ (夢中文庫アレッタ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 20回以上殺されたヒロインと、20回以上守ることが出来ずに愛しい婚約者を殺されたヒーローとどっちが辛いんだろう。
    とりあえずヒーローの執着愛の勝利で良かった。

  • 乙女ゲームの悪役、公爵令嬢フィリーネに転生した主人公は、様々な理由をつけられては牢に入れられ、殺され、その数ヶ月前に戻るを20回以上繰り返していた。
    運命に抗おうとする時もあったが、婚約者である第一王子ジークフリートの声=推し声優の声に負け、うっとりしている間にタイミングを逃していた。
    しかし、さすがにもうやってられない。これが最後の断罪だと断罪中ジークフリートが喋る前に先手を打ち、婚約指輪を顔めがけて投げ、自ら牢へ。
    気付くと、今までいなかった兎の精霊がいて、これまでは婚約後だったのに、婚約前に戻っていた。しかも、ジークフリートには近付かないと決めたのに、なぜかジークフリートそっくりの人がフィリーネの従者になっていて…。


    死に際の記憶がないとはいえ、20回以上死んでるのに、うっとり死できるだけの声好きってことで、ジークフリートとは婚約しない、ジークフリートそっくりの従者は追い出すって決めたのに、いい声に良いように丸め込まれ気味の前半はちょっとイライラしました。
    うまくいかないのは、公爵とか外堀埋められてたってのもあっての事でしたが。

    でも、途中からジークフリート(の声)以外には強い、フィリーネの強々令嬢ぶりが発揮されて、爽快でした。

    作中でも言われてましたが、国宝の指輪4個中2個行方不明ってやばいなーと。
    しかも1つは乙女ゲームでヒロインの初期装備ってw
    指輪は持ち主を選び、盗まれたでもなくヒロインのものに現れたのなら、ロマンチックではあるのかな。
    親密度足りなかったら泥棒エンド迎えそうですがw

    一途なヒーローで、フィリーネも声だけじゃなくて、ジークフリートを好きで良かった。
    フィリーネが死に際を覚えてないのは、ジークフリートの祈りのおかげかもしれないというのも良かったです。

  • 前半では理解出来ない部分が多々あって読むのが辛かった。でも後半は慣れて何とか読めました。ラブコメだと思うけれど、それ程笑えるシーンは無かったです。

  • 乙女ゲー悪役令嬢転生もので、原作側ヒロインの性格が終わってるタイプのループもの(もしかすると周回しすぎて壊れたのは向こうだったかもですね)。推しの声を聞いている間にうっとり死んじゃってループするフィリーネもちょっとまあ…という感じでそこそこコメディ。足手まといにならないどころか立派な戦力タイプのヒロインなので、読んでて安心感がありました。なりふりかまわぬ王子もよかった。

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