はじめての人類学 (講談社現代新書) [Kindle]

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  • 進化→構造→ともに学ぶ。というほうに変わっている。

    構造主義が批判されている理由を知りたいと思った。次に調べる。

  • 人類学はレヴィ・ストロースの断片的な知識ばかりであったが、主要な人物の研究とともに歴史を辿ることで、人類学に通底する学問のありかたのようなものが、現在の筆者の実生活にも根付いてかくあると部分に接することが出来た。
    改めて彼岸のものとして、遠くに眺めるような存在とも感じるがそこにある学究の深淵には興味深いものがやはりあった。

  • ・ブリコラージュ・ブリコルール
    ・すべての存在は、相互に働きかけ合っているというよりも、内側で働きかけているのであり、存在は働きかけの内側にある
    ・知識は私たちの心を安定させ、不安を振り払ってくれる。知恵は私たちをぐらつかせ、不安にする。知識は武装し、統制する。知恵は武装解除し、降参する。
    ・人類学の目的は、人間の生そのものと会話することである。
    ・「どのように人が生きるのか?」という問いに全力を投じる学問こそが、人類学である。

  • 3.2 ゆる人類学ラジオはよ

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著者プロフィール

立教大学異文化コミュニケーション学部教授。
著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者K』(2022年、亜紀書房)など多数。
共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)。

「2023年 『応答、しつづけよ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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