読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化 (講談社学術文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読書の実態の歴史ではなく、活字を読む場所がどのように作られたか、という変遷を書いたものである。著者が図書館に勤務しているので、最後には図書館がどのようにひろまっていったかということの説明である。
     最初は新聞の東京から地方への広まりの状況のせつめいである。次にはその新聞や雑誌の旅行での読むところであり、電車内、駅での本棚、ホテルの図書室の設置である。
    駅ごとに本が置かれて貸す状況があったということは他の本には書いてなかった。
     新聞も読書に入れるのは、タイトルから見ると入れすぎるようなきがするので、新聞の流布から図書館の設置へとした方が適切な気がした。

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著者プロフィール

1955年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業、出版文化・大衆文化研究。日本出版学会、日本マス・コミュニケーション学会、メディア史研究会、日本ポピュラー音楽学会会員。著書に『「リンゴの唄」の真実――戦後初めての流行歌を追う』(青弓社)、『オッペケペー節と明治』(文藝春秋)、『流行歌の誕生――「カチューシャの唄」とその時代』(吉川弘文館)、『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮社)など。

「2019年 『歌う大衆と関東大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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