ダンジョン飯 14巻 (HARTA COMIX) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • ※このレビューでは全14巻を纏めて扱っています。
    ※暴力及び流血表現の含まれる作品です。

    ◆第14巻のレビュー(20240203・Kindle)
    堂々の完結。
    ウィザードリィ的なファンタジー世界について、メシという観点で真正面から向き合いつつも笑いの絶えない稀有な作品でした。
    最高に楽しませてもらいました。
    約9年に渡る連載お疲れ様でした。次も楽しみです。九井諒子先生の作品はどれもたまりません。

    ◆第13巻のレビュー(20240202・Kindle)
    それまで喰っちゃうんですか。うそーん。素敵です。

    ◆第12巻のレビュー(20220812・Kindle)
    悪魔に唆されて大変ですが二郎喰って頑張ってるようです。サイコーに楽しいです。無限に読める。

    ◆第10-11巻のレビュー(20210918・Kindle)
    サイコーに面白いです。サイコーです。

    ◆第9巻のレビュー(20200523・Kindle)
    ダンジョン飯は常に"すごくおもしろい"を継続し更新しつづけていますので、すごい。恐ろしいです。存在に感謝。
    闇堕ちのスリル。サキュバス。欲。

    ◆第8巻のレビュー(20191011・Kindle)
    異常としか言いようがない。
    ここまでの安定性を誇る面白さ、常軌を逸している。
    制作側が凄すぎるということだけがわかる。

    ◆第7巻のレビュー(20190603・Kindle)
     <所感>
    狂乱くんすき。かわいいので。
    相も変わらず推し作品です。

    ◆第6巻のレビュー(20180506・Kindle)
     <所感>
    気に入った箇所は次のとおり。「共通語で俺を罵倒……と」の齣。クールビューティなマルシルA。「パパとピピ」の系図。
    食事のマナーに触れる部分あり。
    毎巻、弛むところなく、どきどきとわくわくとくそわろがふんだんに張りめぐらされていて、率直にすごいなあと思います。
    最後に標題の「飯」について、あまりメシに焦点が合わなくなってきた(※a)ところはありますが、私感としては作品それ自体を楽しめているので気になりません(※a メシに焦点が合わなくなってきたと言うよりも、正しくは、調理法やら食材やらの即物的で直接的なメシを主題として扱うところから、摂食とそれに関わる観念的で間接的なメシを扱うように変化してきたと表現すべきでしょうか)。自分で書いていてちょっとわからなくなりました。ではいまからおやつを食べますので、今回はここで筆を置きます。

    ◆第5巻についてのレビュー(2017年8月20日投稿)
     <印象>
    大団円は大団円じゃなかった。さらに食べる者たち。
    ファンタジー料理だけじゃなく、作中世界についても魅力が保たれており、第5巻まで読んでも飽きないものと思います。
     <筋>
    「何かの実(未鑑定)」その他に目を引かれます。
    「若者には飯を食わせなければ」いい人だけどすごい顔で笑う。
     <画>
    狂乱の魔術師の笑顔に和みます。

    ◆第4巻についてのレビュー(2017年2月18日投稿)
    <備考>
    前巻までを読んだ人はぜひこちらも。第1巻からの物語に一区切りがつきました。シリアス寄り。

    ◆第3巻についてのレビュー(2016年10月31日投稿)
    <備考>
    大衆的ハイファンタジーの魔術世界を調理という科学的見地から観ることができるような作品なんだなあと思いました。ともあれ作者の既刊を好む人なら安定してめちゃ楽しめるはずです。
    生態系管理までも含む、叡智の結晶としてのダンジョン建設は都市構築に通ずる部分があるなあともぼんやり思いました。まる。楽しいです。

    ◆第2巻についてのレビュー(2015年08月15日投稿)
    <備考>
    本巻では物語を進めつつも各人物に焦点を当て、しかしテーマである食もきちんと据えています。前巻を楽しめた人にはお薦めします。

    ◆第1巻についてのレビュー(2015年01月23日投稿)
    <印象>
    魔物も美味い地下迷宮に潜り潜る。
    多くの人にお薦めしたい作品です。
    <類別>
    読み切り(一話完結)の要素。
    ファンタジー、料理、コメディ寄り。
    <脚本等>
    物語全体の流れがあると同時に、各話単体で完結する纏まりもあります。
    <画等>
    脚本にも関連する点ですが、食材となる魔物たちについてある程度の細かな描写が為されるので、作中世界へ引き込まれ易いかもしれません。

  • 奇抜なアイデアを楽しむ小品のつもりで読んでいた作品が、どんどんと化けて、元から内包していたとしても、多様性の受け入れというような現代的なテーマを取り扱って、世界を巻き込むような大きな物語に発展していった。その過程を見られたのがうれしい作品だったかもしれない。アニメ化もされて、もっともっと大きな作品になるのかもしれない、そんな気配もある。スケールを増していく物語に乗り遅れてしまうところもあったのだが、最後はこの作品を読んでいてよかった、と思わせてくれたと思う。

  • 面白かった〜!
    ほのぼのコメディとして続いていくのかと思いきやどんどん話が不穏になって壮大になって、
    これ綺麗に終われるのか!?と心配だったけど、ちゃんと風呂敷を畳んでくれて良かった。

    どれだけ話が壮大になっても食がテーマであることはブレず、主人公ライオスが等身大のキャラクターであることが変わらなかったのも良かったな〜。

    ただ、こんな壮大な話を期待して読んだわけじゃないというか……
    4巻あたりまでの感じでほのぼのと読み進めたかった気持ちもありちょっと複雑。
    期待したものとお出しされたものが違う感覚。
    でも結果的に面白かったから良かった!

  • 迷宮の解放と、ファリンの解放と。
    前の巻を読み返す暇なく読んでしまったので、なんで「キメラ化したファリンを取り戻すためにヒト以外の部分を食べる」になったんだったか、ぼんやりしたままなんですけど、今まで”食事”のシーンが少なかった分を取り戻すかのような食事!食事!食事!の大宴会は見応えがあったので、「まあ何でも良いか!」の気持ち。
    今まで出てきたキャラクター総出演、みんなで支度をして、みんなで食事。
    遺恨のある間柄の人たちや、歪み合う種族たちも関係なく、みんなで食卓を囲む。
    うっすらと輪郭は見えていたけれど、この作品がコツコツ積み上げてきた物の到達点、それがこの画なんだなぁと思うと非常に感慨深い。

    『王』になったライオスというのも、物語の着地としても「そうなるだろうね」という感じであまり意外性がないと言えばそうなんだけど、「だと思った!」というオチだったとしても喜んで受け入れ、また一緒に旅をしてきた面々の新たな出発の様子にもあったけえ気持ちになれるのは、繰り返しになるけれどこの作品がコツコツ積み上げてきた物なんだなぁ…………になって、胸がいっぱい。

    大団円やったー

  • ついに完結。最後まであの独特なテンションが貫き通されていてとても良いシリーズでした。

  • 完結

  • 丁寧な絵、気の利いた目配せ満載の物語、多くのキャラクターたちの交歓、この漫画が大好きな読者を喜ばせるホスピタリティあふれるおもてなしの数々

  • 面白かった
    妹を元の体に戻すため竜の部分を調理してみんなで食べる
    イヅツミがみんなの今後を聞いて回る
    妹復活
    ライオスは黄金郷の王になる
    最後は魔物よけに置いていったケン助が復活して彷徨う鎧になる未来

  • 最終巻!

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著者プロフィール

pixivやコミティアで活動し、2011年、短編集『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』でデビュー。13年『ひきだしにテラリウム』で、第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。14年より「ハルタ」にて連載開始した『ダンジョン飯』は、「2015年度コミックナタリー大賞」「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」「全国書店員が選んだマンガランキング2016」と数々の賞で1位を獲得した。

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