ずっこけ武勇伝 南十字星 山田長政

著者 :
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • オリジナルアイテム

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「撃たれても」「紺屋大将」のみ。撃たれてもは、マカオでひと暴れした有馬晴信家中とその後始末に人肌脱いだ有馬晴信の話。ひそかに殺されたのは、実は信長殺しの家康が秘密が漏れるのを恐れて殺したのだという建てつけで。火薬を手に入れるための冒険譚と、ポルトガルを相手に大立ち回りの一幕。紺屋大将は山田長政物語。一旗あげようと本多家中を出奔し、ベトナム、シャムへ。虎退治で一躍名をあげついにはシャム四分の一の領主へと。ちょっとした時代活劇。紺屋というのは当時そんなに差別されてたのか、寡聞にして知らずでした。何気に手にとったが、今度はもしあるなら山田長政研究のようなものを読みたく思った。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

歴史小説家。1914‐1987年。名古屋市生まれ。1939年頃から「新青年」などに冒険小説や推理小説を書き始める。1964年「寸法武者」が第3回小説現代新人賞を受賞。1960年代後半から、歴史小説家として本格的な文筆生活に入る。以後、「八切史観」とよばれる独自の歴史観に基づく膨大な作品を発表。本書の「織田信長を殺したのは光秀ではない」をはじめ、「上杉謙信は女だった」「徳川家康は二人いた」など、従来の「歴史学」では考え得ない大胆な異説の数々は多くの読者を驚かせた。

「2022年 『異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

八切止夫の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×