魔像 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 『火星の魔術師』『脳波操縦士』と同じく、主人公が変な人物と遭遇して……というパターン。
    『火星の魔術師』では、危機一髪!危うく虎口を脱することができ、
    『脳波操縦士』では、悲しい思い出が残る出来事となりました。
     今回の主人公・寺田洵吉の運命は……?
      
     水木舜一郎はカメラマニア。今で言う、カメラオタクですね。
       
    「ねえ、寺田君、こんな素晴らしい写真を、僕たち二人しか知らないというのは惜しいな。一度何処かで、とても公開することは出来ないだろうけれど……会員組織ででもいいから、展覧会をやってみたいね、きっと驚くぜ、中には卒倒する奴が出るかも知れないぜ――」
       
     今でも愚行をツイッターなどのSNSにさらして社会的制裁を受ける人がいますが、水木はその元祖のようなもの?
    (タイトルが少々分かりにくいですね。
    『腐りゆくアダムとイヴ』の方がインパクト強いし象徴的だけど、少々グロいか。)
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160229/p1

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著者プロフィール

1913年生まれ、1944年没。東京生まれ。探偵小説作家としてデビューし、SFで一躍人気作家に。本作『地底大陸』が代表作。

「2018年 『地底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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