感想・レビュー・書評
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2014年1月24日読了。吉岡道場の当主・清十郎との果し合いに勝利した武蔵。その弟・伝七郎の挑戦も退けるが、復讐の連鎖は続き・・・。「自分は強くない、強くない」と悩む武蔵だが、どっこい強いじゃないか。因縁のライバルのはずの小次郎がとんだ道化に見えてくる・・・。技術・戦略ももちろんそうだが、死を背負って「覚悟が決まった」者が本当に強い、ということなのだろうか。武蔵とお通は「君の名は」のようにすれ違いを永遠に繰り返すのかと思っていたので、この巻の展開は少々意外でもあった。
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武蔵の視点に立てば、吉岡一門との死闘というアクション展開。一方ヒロインお通の視点としては、ようやく主人公と逢えて心を通わせることができた。物語が大きくうねる。小次郎や又八もキャラが立ってる。
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