宮本武蔵 05 風の巻 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 2014年1月24日読了。吉岡道場の当主・清十郎との果し合いに勝利した武蔵。その弟・伝七郎の挑戦も退けるが、復讐の連鎖は続き・・・。「自分は強くない、強くない」と悩む武蔵だが、どっこい強いじゃないか。因縁のライバルのはずの小次郎がとんだ道化に見えてくる・・・。技術・戦略ももちろんそうだが、死を背負って「覚悟が決まった」者が本当に強い、ということなのだろうか。武蔵とお通は「君の名は」のようにすれ違いを永遠に繰り返すのかと思っていたので、この巻の展開は少々意外でもあった。

  • 武蔵の視点に立てば、吉岡一門との死闘というアクション展開。一方ヒロインお通の視点としては、ようやく主人公と逢えて心を通わせることができた。物語が大きくうねる。小次郎や又八もキャラが立ってる。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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