俳句は老人文学ではない [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字旧仮名
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感想・レビュー・書評

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  • 現在も俳句といえば、趣味とか公民館でやってるようなサークルとか高尚なものというイメージがどこかあるけれど、そもそも俳句ってそういう括りでとらえるにはもったいないのでは?という。
    確かに、俳句で食べていくにはかなりの苦労をすると聞いたことがあるし、俳句を気軽に投稿できるサイト(なろう系みたいな)って存在したとしても敷居が高そう……。高尚なもの!=年季の入った人=老人がやるもの(ジジクサイ)となるのかも。
    最後に俳句を一ひねりと簡単に言えても生み出すのは難しいことを指摘しているのは、いいなと思った。高尚なものではないとはいえでも、たかが575、されど575。生み出すのは難しい。

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著者プロフィール

詩:詩人・小説家。本名、照道。金沢生まれ。北原白秋・萩原朔太郎らと交わり、抒情詩人として知られた。のち小説に転じ、野性的な人間追及と感覚的描写で一家を成す。「愛の詩集」「幼年時代」「あにいもうと」「杏つ子」など。


「2013年 『児童合唱とピアノのための 生きもののうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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