今迄『魍魎の匣』が一番好きでしたが、こちらに変わりました。桜散る妖艶な対面場面から始まり、縺れ絡まる糸を解く。
京極先生の書く女性は何故こんなにも強く美しいのだろう。いい女と深く付き合って来なければ書けない作品だなといつも思っています。男性で此処まで女の狂気を巧みに書ける作家はいないと思う。ため息しかない。
もう一回読もうっと。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年1月12日
- 読了日 : 2016年1月12日
- 本棚登録日 : 2016年1月12日
みんなの感想をみる