面白かった。
色々と分からないままのこと、不思議な印象は残るけれど、それが村上春樹さんの良さですよね。
こちら側に考える余地を残してくれる。
人の物語だし、小説だけど、
自分の生き方や考え方に響く言葉も出てきて、読んでいて気持ちが穏やかになる。
人の心は夜の鳥なのだ。それは静かに何かを待ち受け、時が来れば一直線にそちらに向けて飛んでいく。(260p)
生きている限りは個性は誰にでもある。それが表から見えやすい人と、見えにくい人がいるだけだよ。(315p)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月3日
- 読了日 : 2023年11月3日
- 本棚登録日 : 2023年11月3日
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