夏のレプリカ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2000年11月15日発売)
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本棚登録 : 7227
感想 : 510
4

今回は前の巻と同時進行で起こった、萌絵の友人宅での事件。
単純なようで不可解な事がチラホラと出てきて、やっぱり簡単には解決しない。

最後に萌絵が事件の真相を突き止めた時には悲しくなった。
最後の最後に少し救いがあってほっとした。

犀川先生の登場が少なかったけれど、人伝に事件の話を聞いてトリックが分かるって本当に凄い。
いつの時点から分かっていたのかな?

萌絵の叔母さんと犀川先生の会話シーンは面白かった。
また、犀川先生の妹の世津子さんに良い出来事があってほっこりした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ミステリー
感想投稿日 : 2021年3月17日
読了日 : 2021年3月17日
本棚登録日 : 2021年3月17日

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