銀河鉄道の夜 (280円文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2011年4月15日発売)
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本棚登録 : 927
感想 : 78
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私には台詞の解釈が難しく読みにくい印象を持ちました。
もっと日本文学を読まなければと思いました 笑

ストーリーは旅をしながら出会っていく幻想的な内容で読んでいると「星の王子さま」を思い出しだしたりとほっこりもしました。

私的にはズレてるかもしれませんがジョバンニやカムパネルラの言葉より 

蠍のお祈りが

「ああ、わたしはいままでいくつものの命をとったかわからない、そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。それでもとうとうこんなになってしまった。ああなんにもあてにならない。どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちにくれてやらなかったろう。そしたらいたちも1日いきのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらんください。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸のためにわたしのからだをおつかいください。」

蠍は真っ赤な美しい火(アンタレス)になりました。

蠍だけに胸に刺さりました。


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月15日
読了日 : 2022年9月14日
本棚登録日 : 2022年9月12日

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