虚ろな十字架

著者 :
  • 光文社 (2014年5月23日発売)
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本棚登録 : 6125
感想 : 755
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東野圭吾さんの今まで読んだ本の中で一番よかったかも。
自分が犯罪被害者だとしたら犯人に何を望むのかを考えながら読みました。罰を与えて苦しんでほしいのか。でも何より悔いてほしいんじゃないかなと。悔いることがなければどんなに長い刑期も意味がないし、短い刑期でも心から悔い改めて生きていくのであれば更生の道は開かれるべきなのではないか。
犯罪の再犯…特に殺人の再犯を防ぐという目的であれば死刑は有効なのでしょう。
しかし悔い改める、という目的だとすると死刑は有効なのかどうか、わかりませんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2016年1月17日
読了日 : 2016年1月17日
本棚登録日 : 2016年1月16日

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