東野圭吾さんの今まで読んだ本の中で一番よかったかも。
自分が犯罪被害者だとしたら犯人に何を望むのかを考えながら読みました。罰を与えて苦しんでほしいのか。でも何より悔いてほしいんじゃないかなと。悔いることがなければどんなに長い刑期も意味がないし、短い刑期でも心から悔い改めて生きていくのであれば更生の道は開かれるべきなのではないか。
犯罪の再犯…特に殺人の再犯を防ぐという目的であれば死刑は有効なのでしょう。
しかし悔い改める、という目的だとすると死刑は有効なのかどうか、わかりませんでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2016年1月17日
- 読了日 : 2016年1月17日
- 本棚登録日 : 2016年1月16日
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