初版は2004年5月刊で、河合さんが亡くなる2年ほど前に出版された本。文化庁長官としての日々のできごとの記録とそれに関しての教訓集といったところ。教訓の内容は今までの河合さんの本に既に書かれている話が多い。
読み終わると、なんとなくだが、74歳で初めての単身赴任で、河合さんが意気消沈している感じがする。文章に感情の高まりを感じない。どこか終わった感、言い尽くした感、人生やり終わった感がある。上から目線の文章が多いからかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心理学
- 感想投稿日 : 2023年11月3日
- 読了日 : 2023年11月3日
- 本棚登録日 : 2023年10月11日
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