BSプレミアムにて
スマホを触りながらなんとなくつけてたらエンディングだった、感想がそれ以上にないってのが本音。
いわゆる「純愛もの」と呼ばれるもので、思いっきりゼロ年代の雰囲気が伝わってくる。
画面が全体的に青くて(ブルーフィルター?)やたらと明度が高い(白飛びしてるし……)
外部性を排除した空間(恋人関係)で「死」という分かりやすく絶対的な運命に回収される世界はまさに個人ベースの経験そのものがすべての「セカイ」なんだけど、そんなことより明度だ。明度が世界観を形成してるのではないかと思ってしまうくらい画面のなかがセカイしてる。
「いま会いに行きます」や「タイヨウのうた」とかご都合主義というか、お涙頂戴なのはそうなんだけど、もっとこう病み上がり的な危うさとか弱さとかあの独特な雰囲気ってゼロ年代作品に多いような。(わたしはきらいじゃないです)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月24日
- 読了日 : 2020年2月24日
- 本棚登録日 : 2020年2月24日
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