砂の器(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1973年4月3日発売)
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感想 : 297
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善人と誰もが認める、元警官・三木謙一を殺害したのは誰か?

そして、劇団の女事務員はなぜ自殺したのか?
劇団員の男は自然死だったのか?

最後まで繋がらない…

警視庁捜査一課・今西は執念で、断片的な事実をひとつひとつ、明らかにし、繋いでいく…

今西の執念はすごい…

最後まで犯人に辿りつかない…
もちろんドラマで知っているのだが…

本浦秀夫が、7才から歩んだ道は、我々が想像もできない壮絶なものであっただろう。

その過去を知る三木謙一。
彼は本浦秀夫の成長、成功を喜んでいただけだろうに…
そんなに恐怖だったのだろうか…
本浦秀夫にとって、三木謙一は善人ではなかったのか…
そんなはずはないはずだが…
なぜ⁇


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月4日
読了日 : 2022年10月4日
本棚登録日 : 2022年10月4日

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