中山七里さんの作品は刑法第39条を絡めた内容を時々目にする。カエル男は人間の心の闇を真犯人だけでなく、一般市民の暴徒化にも焦点をあてている。終盤は次々と暴かれる展開の速度と古手川刑事とその上司である渡瀬が真相に迫るところにハラハラさせられ、驚かされた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中山七里
- 感想投稿日 : 2021年7月24日
- 読了日 : 2021年7月23日
- 本棚登録日 : 2021年7月19日
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