十角館の殺人 (講談社文庫 あ 52-1)

著者 :
  • 講談社 (1991年9月1日発売)
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本棚登録 : 6061
感想 : 859
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謎解きを楽しむ本格ミステリーを読むのはこの小説が初めてです。

昭和の時代に書かれた小説。人気ミステリー小説のランキング上位に常に位置しているため、期待しながら読みました。期待どおりの面白さでした。

犯人はこの中の誰だろうと想像しながら読み進めました。そして、多くのレビュアーが言うところの最後の1行で、やはり「えっ?」となりました。

ツッコミ、アラ探しをする方が多いですが、最後の鮎川哲也さんの解説もしっかり読んで欲しいと思います。
とても面白かったですし、ミステリー初心者にも良い小説だと思います。

時代が一昔前なので、その当時にも思いを馳せて読むといいと思います。今の当たり前は、その当時の当たり前ではないのですから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説 国内 男性作家
感想投稿日 : 2022年11月30日
読了日 : 2022年11月30日
本棚登録日 : 2022年11月25日

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