イギリス人男性チャーリーが、最新のAIを搭載したアンドロイド「アダム」を購入する。チャーリーと恋人のミランダでアダムの細かい性格等を設定して、アダムが“誕生”。チャーリーもミランダも、アダムを時に便利な召使として、時に道理を教えねばならない子供のように扱う。知識が膨大で様々な情報にアクセスできるアダムは、2人の生活を激変させる。同時にアダムを自己を主張するようになり、自分はミランダに恋してるとチャーリーに宣言するのだ。
読後思ったのは、AIが発展すると人間とは全く異質なものになるのだなということ。感情に左右され論理的な行動するとは限らない矛盾に満ちた人間は、AIが目指すべきものではないのだろう。両者が共存できる未来は来るのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国文学
- 感想投稿日 : 2023年9月27日
- 読了日 : 2023年9月27日
- 本棚登録日 : 2023年9月27日
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