リスタデール卿の謎 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 56)

  • 早川書房 (2003年12月15日発売)
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本棚登録 : 280
感想 : 30

1934年に刊行されたノンシリーズ短編集。悲喜劇や冒険譚を小気味よく描く。既読の『ナイチンゲール荘』が一番キレがあるサスペンス。『リスタデール卿の謎』『黄金の玉』は夢みたいな話。『白鳥の歌』は悲劇の舞台観てるよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリ
感想投稿日 : 2023年2月7日
読了日 : 2023年2月7日
本棚登録日 : 2023年2月7日

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コメント 6件

マリモさんのコメント
2023/02/09

111108さん
おはようございます!私も今週借りてきたアガサはこちらの短編集でしたよー。
ちょうど昨日読んだのですが、ナイチンゲール荘の、ひたひたと迫ってくる脅威…からの!の展開が面白かったです。
表題作みたいにラストがハッピーなものも読後感がよく、緩急ある12編でしたー。

111108さんのコメント
2023/02/09

マリモさん
マリモさんと同じ本を同じ時に読んでたなんて嬉しいです!レビューお待ちしてます♪
ナイチンゲール荘、スリリングですよね!あれは言葉で殺人を犯したってことになるんでしょうか?
ご都合主義かもしれないけど、さくさく読めて面白い短編が集まってますね。

マリモさんのコメント
2023/02/09

111108さん
こんばんは!

(ネタバレですが)
ナイチンゲール荘は、アクリスこそ夫殺しの常習犯だったのか!とびっくりしていたのですが、よく考えたら、あの告白自体は、あの場を切り抜けるための演技だったのですかね?アクリスがディックを11年も待っていたというところと矛盾しますもんね。ジェラルドに毒は実際に飲ませたんだと思うんですけども。恐怖で死んだってこともあり得るんでしょうか。

111108さんのコメント
2023/02/10

マリモさん

(ネタバレですが)←ちゃんと入れてくださってありがとうございます。コメント見た人がネタバレ遭遇したらイヤですもんね。
(ここからネタバレ)
今回はアクリスの機転で言葉で青髭的な夫に殺されずに済みましたが、まさか夫が死んでしまうとは考えてなかったのでしょうね。でもこれで味をしめたら‥と考えるとちょっと怖かったです。夫も殺人鬼の割に心臓弱かったのねと思いました。

マリモさんのコメント
2023/02/11

111108さん
なんと!機転だけで切り抜けていたのですね!読み間違えながら「アクリス怖い!すごい!」と思っていた私です。教えていただけてよかった。
確かに夫、ちょっとあっけなかったですね。笑

111108さんのコメント
2023/02/11

マリモさん
いや知らんけど、です笑。読み間違えてたらごめんなさいです笑

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