戦中を生きた筆者による回想録であり、なぜ日本が戦争に負けたのか、が記されたエッセイ。先日読んだ「失敗の本質」にも通ずる内容が分かりやすい言葉で書かれていて、読後感は相通ずるものがあった。軽い絶望感、だ。
日本人なら誰しもが、多少なりとも共感できる部分が書かれていると思う。
日本人には戦争はむいてない。平和が向いている、という筆者の思いに少し救われた気もした。
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- 感想投稿日 : 2019年10月29日
- 読了日 : 2019年10月29日
- 本棚登録日 : 2019年10月29日
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