雪の夜話 (中公文庫 あ 63-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2007年10月1日発売)
3.20
  • (7)
  • (24)
  • (39)
  • (13)
  • (4)
本棚登録 : 248
感想 : 29
5

試験勉強の合間、タバコを買いに出かけた雪の降る夜に主人公は少女と出会う。彼女と過ごした数時間は彼の心に何かを残す。

数年後、故郷に帰って来た主人公は雪の降る夜に少女のままの少女と再会する・・・


美しい小説です。
深い雪、しんしんと降る雪の中で夜空を見上げたくなります。
ホラーではなく、幻想的で現代的な物語

主人公の東京での仕事の場面が前半の面白いところ!
後半は年を取らない少女や妹の夏子の言葉に感銘を受ける事必至です!!

少し心が疲れている人にオススメ!
なんか再生されます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人に勧めたい
感想投稿日 : 2017年9月8日
読了日 : 2017年9月8日
本棚登録日 : 2017年9月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする