眠りの森 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1992年4月3日発売)
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本棚登録 : 18908
感想 : 1350
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とても悲しい話で読み終わった後に胸が締め付けられるような感じがした。
バレリーナの世界は華やかなイメージが強いが、この本を読んでいると、過酷な練習が想像できて決して華やかな世界だけではないなと感じた。また、人生をバレエに捧げてきた人の気持ちもよく分かった。
加賀が未緒の病気に気づいていてずっと未緒を気に掛けていたことや、二人の最後の終わり方がとても切なく泣けた。ぜひテレビドラマ版も見たいと思った。
もし、自分が正当防衛で人を殺めてしまったら‥と考えさせられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年8月23日
読了日 : 2021年8月23日
本棚登録日 : 2021年8月23日

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