原発に纏わる物語。福島の事故よりも前の小説。
子供を乗せたまま盗まれたヘリコプター。原発の上空でホバリング。墜落を阻止することは出来るのか。スリリングな展開と、原発に向き合う人間のドラマ。タイムリミットと条件に追い込まれるギリギリの活劇が描かれる。
国民が気づき、考えることを求めた犯人。福島の事故を思わずにはいられない。もう人の手に負えないものになっているのだろう。皆が考え、選択していくこと。
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- 感想投稿日 : 2021年11月11日
- 読了日 : 2021年11月11日
- 本棚登録日 : 2021年2月24日
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