以前エッセイを読んで、マハさん作品原点のこの小説の存在を知る。
「日本ラブストーリー大賞」なんてあるんだ。
全体の透明感。そしてストーリー展開の巧みさに、毎度のごとく引き込まれる。
中盤からは、ちょっと心の不安定さが現れる。ラブストーリーですから。でもそれが嫌じゃない。ふわふわ漂って、南国の穏やかな海の中にいるみたい。大きな安心感の中にいるような。主人公の性格がそうだから...?そう、おばあも素敵でした。
しかし今回もまた、マハ沼ハマりました。いったいどんだけ、この沼深いんだー!(嬉しいんです)
作品の幅が広すぎるんだよお、マハさん!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月17日
- 読了日 : 2023年6月17日
- 本棚登録日 : 2023年6月17日
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