けっこう前に買ったのに、放置してしまった!2ヶ月の放置プレイ。ダメじゃんね。いくつかの論文が収録されている本書。テーマは「ことば」「おい」「おんな」「うた」「こころ」の5つ。どれも素晴らしい切れ味。やはり上野千鶴子はすごい。最初の<平成言文一致体とジェンダー>が今まで文体に関心がなかったので、入りずらく放置してしまったんだけど、今となっては自分の愚かさに唖然。なんて面白いテーマなんだ!!!!!だけど、私が1番好きなのは<連合赤軍とフェミニズム>ですね。やはり、あの時代っていうのは、すごく興味深いですよ。興味があるのに、全く分かっていないという。これから何冊か本を読んでみたいと思うんですよね。良いきっかけになりました。<老人介護文学の誕生>も、かなり素晴らしいっていうか、上野さん、すげえなあって思いましたね。だって老人介護文学ですよ。もう全然、あたしゃ気にしてませんでしたね。そんな分野というかテーマ。なんで、こうも人間って違うのかね。わたしの目は節穴で、彼女の目には世界が映っているようです。うーん...学ばなければ。そして思考なんです。私に足りないもの、それは思考なんです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学問系
- 感想投稿日 : 2008年3月5日
- 読了日 : 2008年3月5日
- 本棚登録日 : 2008年3月5日
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