豊かな人生というのはどういうものだろうか?
もはや、日本という国のおいしいポイントがすぎて40年ぐらいが過ぎようとしている。
どの国でも同じだと思うんだけど、働けば働くほど豊かになって、幸福度が上がる時期というのは、国が貧困状態や、存命が危ぶまれるレベルの厄災、なんかから回復し発展するタイミングに訪れる。そして、その後に待っているのはいつの時代も格差社会だ。
ちょっとズレた。
とにかく、現在の日本では仕事をしてお金を稼いでいるだけでは豊かな人生を過ごすことはできないといった類のことが言いたかった。
そして、守や春子等のこの漫画の登場人物は豊かな人生を送っているように見える。
ただ、これはニートだからそういう生活ができるってわけじゃないと思うんだよね。数値化も明文化もできないんだけど、本人たちが持っている何か無形の資産が人生を豊かにしてるんだと思うんだよなぁ。。。
もちろん、両親に養ってもらえる、話し相手、遊び相手がいる、健康である。創作系の趣味を持っている等、一個一個あげることはできるんだけど。なんか違う。
フィクションの人物について考えても無駄かもしれないけど、豊かな人生を送ろうとした時に何かしら参考になることが書かれているような気がしてならん。そんな本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画ー青年
- 感想投稿日 : 2019年8月18日
- 読了日 : 2019年8月18日
- 本棚登録日 : 2019年8月18日
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