ロストハウス (白泉社文庫 お 1-16)

著者 :
  • 白泉社 (2001年6月1日発売)
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本棚登録 : 556
感想 : 41
4

初大島弓子

大人になることの挫折や、生きづらさを
少女という無垢であり反抗的な視線から描いているなと感じた。そういう意味では絵本風でもある。

洒脱なタッチの作風であり、
気を張らなくて読むことができるが、
時折ハッとするコマや流し読みでは気が付きにくいテーマがあるので、読み応えが充分ある。
現実世界をベースにしているものや、
少しファンタジックな作品まであり、良いスパイスで飽きる事がなかった。

個人的には表題作よりも、
頭と末の短編が好きだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月24日
読了日 : 2022年10月24日
本棚登録日 : 2022年10月23日

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