蟹工船 (現代語訳名作シリーズ 3)

  • 理論社 (2014年10月1日発売)
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感想 : 17
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スラよみ!シリーズ3
名作を分かり易く現代語訳

冒頭から印象深い描写に溢れていた。
志賀直哉から学んだというリアリズムを全面に押し出していて面白い。
擬態語と擬声語、比喩が効果的に使われていて自分もプロレタリアの一部になったようだった。

現代では、非正規雇用者が増えている(=十分な保証がされていない人)が増えているため、物語、引いては小林多喜二が生きた時代と少しでも重なる部分があるのかもしれない。と思った。

原文で蟹工船を読んでみたい。
今年の3月までに読む!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年1月11日
読了日 : 2024年1月11日
本棚登録日 : 2024年1月11日

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