ピーコとサワコ

  • 文藝春秋 (2005年2月1日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 24
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良くも悪くもあくまでインタビュー形式。
ピーコさんに気持ちよく喋らせてるから、人となりがよく分かる。毒舌なイメージだけだったけど、家庭環境とか気の回し方とか吸収力とかが伝わって好きになった。逆にサワコさんはあくまで聞き手だからか、そのまんま。邪魔せず和ませ噛み砕く感じはやっぱりうまい。
で、会話そのままの相槌だから、ラジオとかで喋ってる感じでさくさく読めてあっという間。
こういう時代を感じる会話ってほんと面白い。
あと追記された震災後の話は胸にくるものがあった。
デリケートな話題でも、飾ってない2人だからこその正直な会話で、それが何故かすごくよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年3月7日
読了日 : 2018年3月6日
本棚登録日 : 2018年3月6日

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