ままならない日々を送る人たちが、ホッと息を付けるような夜食カフェ、マカン・マラン。今回もそれぞれのお話で涙が出ました。皆多かれ少なかれ苦悩を抱えていて、それを表に出さないように頑張っている。だから一見能天気に見えるあの人だってこの人だって、うんと辛い境遇にいるかも知れない。そんな想像力を決して失わずに人と接していかねばなあ…と、いつもシャールさんに教えられます。でも自分が切羽詰まっているときは、どうしても人に優しくできないこともある。全ての人の近所に、マカン・マランがあればいいのに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年8月2日
- 読了日 : 2017年8月2日
- 本棚登録日 : 2017年8月2日
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