私の個人主義 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (1978年8月8日発売)
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本棚登録 : 2346
感想 : 184
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夏目漱石の創作というより、講演録です。

夏目漱石の作品もこれまでいくつか読んできましたが、いつもぼんやりまともに働いていないような暮らしを描くので、あまり好きではありませんでしたが、講演は面白かった。

自分たちが自由になる場合には、相手にも自由を与えなくてはならない。自分の価値観を押し付けていないか、検証すべきというのはとても良く理解できました!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年4月17日
読了日 : 2023年4月16日
本棚登録日 : 2023年4月17日

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コメント 2件

だまし売りNoさんのコメント
2023/04/17

漱石が英国に留学して個人主義を肌で感じたことが良く理解できます。

hibuさんのコメント
2023/04/17

林田力さん、おはようございます!
確かにその通りですね。
この講演録で夏目漱石のことを見直した感じになりました^_^

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