表題のノート4冊に記された殺人犯の手記を中心に、ストーリーが展開していく…という設定に惹かれて一気読み。
ノートの序盤は残酷な描写から始まるが、読み進めて行くたびに真実が明らかになったり、無機質だったものが感情的に移り変わったり、前半と後半の変化も見応えがあった。
ラストは『そうきたか!』とミステリーながらも爽やかな気持ちになったし、ユリゴコロという表題が腑に落ちた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年9月9日
- 読了日 : 2020年9月8日
- 本棚登録日 : 2020年8月1日
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