「椎名誠」の『あやしい探検隊北へ』を読みました。
「椎名誠」の“あやしい探検隊”シリーズの第二弾作品です。
『あやしい探検隊焚火発見伝』に続き“あやしい探検隊”シリーズです。
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本書は、1980年前後、「椎名誠」隊長の厳しい隊規にのとって、離れ島に通い、釜たき、水くみ、たき火、宴会に命をかけていた頃の貴重な記録である。
「椎名」さんとその仲間たちの魅力のすべてが収められている“あやしい探検隊”シリーズ、待望の文庫版第二弾。
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作品タイトルから、北日本での活動ばかりなのかと思っていたのですが、、、
新潟の粟島以降、千葉の館山、再び粟島と続き、その後、物語(旅行記?)の舞台は思いっきり南の八丈島、フィリピンのエルニド諸島、パラオ島と続き、こりゃタイトルと違うじゃん… と思いながら読んでいたのですが、最後に福島の塩屋埼という北の地味な場所で幕を閉じ、タイトル通りの内容でエンディングを迎えました。
やっぱり“あやしい探検隊”の活動は、南国のトロピカルなリゾート地よりも、国内の地味な場所の方が似合いますよね。
焚火を熾して、食べて、飲んで、踊って、唄って、昼寝して… イイ大人が真剣に遊ぶ姿に、なんだか憧れちゃうんですよねぇ。
一緒に馬鹿なことができる仲間がいるのって羨ましいですね。
それにしても、、、
本書の中で紹介されている「椎名誠」の姿… 30歳代後半なんでしょうが、若いですよねぇ。
- 感想投稿日 : 2022年4月21日
- 読了日 : 2011年2月22日
- 本棚登録日 : 2022年3月11日
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