モーパッサン短編集(一) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1971年1月19日発売)
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本棚登録 : 279
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田舎を舞台に、シニカルと冷めたユーモアで人生の断片をあぶり出す。出来のよい作品もあれば、今一つピンとこないものもある。構成の形式化や人物をストーリーに乗せて動かしオチをつける様式は、古典的なコントと言えるんじゃないかな。こういう短編を続けて読むと、2、3話で十分と感じてしまうようになった。好きだった筒井康隆、中島らもの短編でさえそんな感じだ。読書幅は広げてきたつもりだけど、その時々における読める本の幅というのは、思っているほど広くないのだろうね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年4月6日
読了日 : 2019年4月6日
本棚登録日 : 2019年4月6日

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