マーク・グリーニー『暗殺者の悔恨 下』ハヤカワ文庫。
グレイマン・シリーズの第9弾。グレイマンは何を悔恨するのか……そうか、闘う男グレイマンだからこそ、そこまでだったのか、と納得。
クレイグ・トーマス、スティーヴン・ハンターなどの作品と並ぶレベルの痛快無比で、非常に面白い冒険小説である。
性的人身売買組織に単身挑むジェントリーは拉致監禁され、ヴェネツィアに運ばれる女性たちを救出することが出来るのか……
拉致された女性たちがヴェネツィアに運ばれることがわかった。ボスニアの欧州連合法執行協力庁のタリッサは、ヴェネツィアに向かうグレイマンと別行動をとり、ハッカーを使って性的人身売買を行なう組織の情報を得る。
一方、ジェントリーはCIAに応援を要請するが、作戦本部本部長ハンリーはジェントリーの行動を阻止しようとする。相変わらず、孤立無援となったジェントリーは……
本体価格900円
★★★★★
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外
- 感想投稿日 : 2021年1月16日
- 読了日 : 2021年1月16日
- 本棚登録日 : 2021年1月13日
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