ホロコーストを生き残ったユダヤ人の老人が射殺される。現場には謎の数字。しかも、老人は元ナチスの親衛隊だった。それは事件の発端に過ぎず、謎が謎を呼ぶ重厚な物語が展開する。
過去の亡霊…殺人鬼…
オリヴァー&ピアシリーズの第一弾。リスベッド・サランデルは登場しないが『ミレニアム』を彷彿させるようなストーリー展開、面白さ。これは次作も期待出来る。
同時期に創元推理文庫から発売されたキャロル・オコンネルの『吊るされた女』より数段面白かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外
- 感想投稿日 : 2012年7月23日
- 読了日 : 2012年7月24日
- 本棚登録日 : 2012年7月23日
みんなの感想をみる