池永陽『珈琲屋の人々 宝物を探しに』双葉文庫。
シリーズ第3弾の連作短編集。『恋敵』『ヒーロー行進曲』『ホームレスの顔』『蕎麦の味』『宝物を探しに』『ひとつの約束』『恋歌』の7編を収録。
過去に過ちを犯した主人公の行介の無骨で、不器用で、極めて真摯な生き方に惹かれるかのように心に傷を負った人たちは『珈琲屋』を訪れる……
今回は行介と冬子のまどろっこしい恋の行方ばかりが脚光を浴び、先の2作と比べると少し面白味に欠けるように感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2018年6月24日
- 読了日 : 2018年6月24日
- 本棚登録日 : 2018年6月23日
みんなの感想をみる