タイトル:江戸を造った男
作者:伊藤潤
出版社名:朝日新聞出版
読了日:2022年11月10日
所感
河村屋七兵衛(瑞賢)は正直知らなかった。材木商として明暦の大火後の江戸の町再建の下支えをしたことから、城米廻漕航路の開拓、越後国の大用水路の構築、淀川と大和川の治水工事、越後会津の銀山開発など幕府推進の大規模インフラ事業を実行した男の仕事に対する姿勢や情熱がつぶさに描かれていてとてもおもしろかった。韓国ドラマの「商道」と同じように目先の利にこだわらず世のため人のために働くことが経世済民となる七兵衛を見習い、自分の人生を再考したいと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年11月10日
- 読了日 : 2022年11月10日
- 本棚登録日 : 2022年10月30日
みんなの感想をみる