風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2006年3月14日発売)
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本棚登録 : 988
感想 : 68
5

おもしろかった!
最後の最後まで、どっち?どっちなのっ?
ハッピーエンド?アンハッピー?
ドキドキしながら読んだ

鮫島が高級車ばかりを狙う窃盗団を追う中で出会った、駐車場管理人の大江。
刑務所から出てきた真壁。
窃盗団の頭領の王。
遠い過去からの出来事がこんな風に事件に絡み合って繋がっていくなんて…おもしろい。面白すぎるっ

真壁の出所を待ち続けた恋人の雪江とその母親のやりとりに、泣かされたなぁ。母と娘っていいなぁ。

ヤクザも中国窃盗団も警察も、それぞれの人生の中心軸に何を置いているか、何を大切にしているかで行動が変わってくるのも面白かったなぁ。

なんだか忙しい日が続いていて、短時間の読書を何回も繰り返しながら読み進めたのだけど、本を開くと、またすぐに物語の世界に戻っていける。それぐらい引き込まれました。
満足の一冊(^^)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月4日
読了日 : 2024年3月3日
本棚登録日 : 2024年3月3日

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コメント 1件

土瓶さんのコメント
2024/03/04

よくおぼえてないけど( ´∀`)bグッ!

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