新宿鮫シリーズ5巻、炎蛹。
面白い!面白かった!…でも何かが物足りなかった…。
んー?なんだろ?
そうか、思わず心惹かれてしまう犯人!笑
消防司令の吾妻、植物防疫官の甲屋、藪、上司の桃井。鮫島のまわりの登場人物が賑やかで、いつもとは違う雰囲気で話が進んでいく。
甲屋は、職人気質で堅物かと思いきや、好奇心いっぱいのマイペースな言動に笑ってしまう。
イラン人窃盗グループの商売の先に見え隠れする南米麻薬組織。
ラブホテルで起こる連続放火。
外国人娼婦殺害。
外国人娼婦が知らずに持ち込んだ日本の稲を全滅させてしまう繁殖力の強い害虫の捜索。
いくつもの事件が1つの流れになって
つながっていく!
最後の1ページまで事件が続く、ドキドキ。
でも1番気になったのは…、
鮫島の裏をかき外国に逃亡してしまった、
日系ブラジル人と偽る仙田。
あぁ、ここは次回に"続く"なのかぁ!くぅ!と堪らない気持ちで読み進める。
仙田…次は何巻で出てくるのかなぁとワクワクが止まらない。
あっ、あと晶と鮫島が
前巻の事件でお互いの足枷になってしまったのではないかと悩み、お互いを大切に思う気持ちから別れを考えたけれど、
やっぱり別れないぞって確認しあう場面、
良かったなぁ!(^^)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月13日
- 読了日 : 2022年3月13日
- 本棚登録日 : 2022年3月13日
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コメント 2件
土瓶さんのコメント
2022/03/13
松子さんのコメント
2022/03/13