マイノリティ・リポート: ディック作品集 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-13)

  • 早川書房 (1999年6月1日発売)
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本棚登録 : 696
感想 : 58
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マイノリティ・リポートを映画で見ていたので、どのように原作では描かれているんだろうとドキドキしながらページを繰った。
映画とはかなり異なっていたが、それはそれで結末がわからず面白かった。

作中にディックが出てきたのはアツかった。

ジェイムズ・P・クロウと追憶売りますが好み。
ジェイムズ・P・クロウは導入の流れがわかりやすい。
オチも好み。
追憶売りますは話の転じていく流れのスピード感が良い。
頭の日常風景から宇宙の広がりのギャップが良い。
映画も見てみたい。
楽しみ。

全体を通して、話が転じ方や世界観の広がりが面白い本だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2022年7月9日
読了日 : 2022年7月8日
本棚登録日 : 2022年7月8日

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