前半、とても面白く読んだ。吉原のこと、花魁道中、初めて知ったことも多く、高尾と関係を結ぶところまで、一気に読んだ。その後の展開をワクワク期待して読み進めたが、おばばさまが登場したあたりから、とんでもない話に転がりはじめ、裏柳生との闘いも中途半端な終わり方で、この小説の良さがどんどん萎んでいってしまった。とても残念。直木賞の選考評でかなり酷く書かれていたが、さすが選考委員と見直してしまいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月15日
- 読了日 : 2024年3月15日
- 本棚登録日 : 2024年3月8日
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