至極まっとうで、バランスの取れた主張だと思う。著者が目論んだように、総括的な日本社会の構想も分かりやすく示されている。ただし、そのぶんだけ新書というスペースの中では個々の問題の分析や論証は少し甘くなっていると感じる。最も興味深く読んだのは、あとがきにある、著者の社会論が数年前から変化してきたというその内容であった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済、社会
- 感想投稿日 : 2011年12月26日
- 読了日 : 2011年12月26日
- 本棚登録日 : 2011年12月15日
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