泣ける。
「親子の愛」を描いている。たぶん、父親は読んでおいた方がよい。
この小説はいいひとばかり登場して「きれいごと」という人もいるけど、実はそういう人は、周りの人の「いい」部分に気づけていないだけかもしれない。
人が抱く想いの中で言語化できる領域はことのほか狭い。言葉は全能ではない。それをどう伝えるかは人それぞれだが、なによりも相手を想い行動することが重要なのだとしみじみ思った。
あと、不器用を恐れない勇気。大切。
もちろん思いを伝えるための暴力については、明確に否定したいけど。
ホリエモンが刑務所の中で読んで最も泣いた本、とのこと。また、某「人生で一度は読みたい100冊」サイトで真っ先に挙げられていたこともあり、読む前にかなり期待値が高かったため、評価は3になりました。
ニュートラルに読んでいたら4もしくは5だった可能性もある、かな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月7日
- 読了日 : 2020年10月6日
- 本棚登録日 : 2020年10月5日
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