ふたつめの庭 (新潮文庫 お 93-1)

著者 :
  • 新潮社 (2015年10月28日発売)
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本棚登録 : 220
感想 : 27
3

この本も5年くらい前にモリちゃんから無造作に10冊まとめてポイっともらった本のうちの一冊。
この表紙の絵じゃ、書店で見かけてもきっと読もうと思わない。人からもらったからこそ出会えた本。

著者は大崎梢さん。最近読んだ「クローバー・レイン」がとても良かった。

25歳の保育士・美南が仕事や奮闘する日常を描く。お仕事小説でもあり、いちおう謎解きの要素もあるのかな。

美南は、園児の旬太を男手ひとつで育てる隆平に惹かれていく。不倫にはならないにしても園児の親を好きになるなんていけない恋だな、結末はどうなるのかな?
とハラハラドキドキしつつ、楽しく読みました。

園児にとって保育園は家の庭についで「ふたつめの庭」。
そういえば、うちの娘はそうとう保育園に育ててもらったな、とタイトルを見て思いました。

エッセンシャル・ワーカーとして、コロナ禍でもがんばっている。
保育士さんたちに改めて感謝!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月7日
読了日 : 2021年5月6日
本棚登録日 : 2021年5月6日

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コメント 3件

naonaonao16gさんのコメント
2021/05/08

たけさん

あの、先日からモリちゃんが気になって仕方ありません(笑)

たけさんのコメント
2021/05/08

naonaonao16gさん。

モリちゃんは元同僚の飲み友達で、たぶん家庭菜園の野菜のお裾分けをしたら、読み終えた文庫本をドンとくれたんだと思います。

選書に僕の好みは全く考慮されていないと思われますが、なかなか新鮮な出会いができました。もらった時は放っておいたので5年越しではありますが(笑)

naonaonao16gさんのコメント
2021/05/08

たけさん

家庭菜園してるんですね!
モリちゃんいいですね、なぜだかわたしも会ってみたくなりました(爆)

頂いた本はなかなか手放せないですよね。読むことができてよかったですね^^

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